雪の降る夕暮れの酒蔵。白い土蔵の軒下に杉玉が下がり、戸口から灯りがもれている

里雪

雪が積もったら、
仕込みをはじめます。

新潟・雪見郡 明治二十二年創業

いま蔵では10月新米が届きはじめました。精米と蔵入りの支度をしています。

冬になると、このあたりは二メートルの雪に埋まります。

里雪酒造は、新潟の山あいにある小さな酒蔵です。明治二十二年の創業から、雪の積もる十一月から三月のあいだだけ酒を仕込んでいます。

雪が積もると、蔵の中は一日じゅう五度前後のままです。この温度では醪もろみの発酵がゆっくり進むので、香りが穏やかで雑味の少ない酒になります。

仕込み水は、裏山の雪どけ水がしみ出す井戸から汲んでいます。米は、蔵から見える田んぼで育てた五百万石が中心です。

雪に覆われた田んぼと杉並木、奥に低い山並み 半透明に磨かれた酒米の粒
創業
1889明治二十二年
仕込みの期間
11–3月。雪のある間だけ
一年に造る量
300石(一升瓶でおよそ三万本)
仕込み水
1.8度の軟水(ドイツ硬度)

蔵のこと

About the brewery

造っているのは、米と米麹と水だけで仕込む純米酒の四種類です。名前はどれも雪の呼び名からとりました。瓶を押すと、その酒の詳しい情報が下に出ます。

雪明

ゆきあかり純米大吟醸

精米歩合
40%

削った部分残した部分

銘柄

Our sake

日本酒には、温度ごとの呼び名があります。冷やした五度の「雪冷え」から、熱くした五十五度の「飛び切り燗」まであります。図の線は、それぞれの酒をおいしく飲める温度の範囲です。

冷やすときは冷蔵庫に入れてください。燗をつけるときは、徳利ごと湯せんにかけるのがおすすめです。

飲み頃

Serving temperature

酒蔵では、七月から翌年の六月までを一年として数えます。これを酒造年度と呼びます。仕込みをするのは、雪の積もる十一月から三月までです。

  1. 薄暗い蔵の中、木の甑から蒸気が立ちのぼる
    米を蒸す磨いた米を洗って水に浸し、甑こしきで蒸します。作業は毎朝、夜明け前に始めます。
  2. 杉板張りの麹室で、米麹を手でほぐしている
    麹をつくる蒸した米に麹菌の胞子をふりかけ、三十度を超える麹室で二晩かけて米麹にします。
  3. 仕込みタンクの中で泡立つ醪
    醪を仕込む麹と蒸米と水を三回に分けてタンクに加え、低い温度のまま三週間から一か月かけて発酵させます。
  4. 黒い軒下に下がった青い杉玉
    杉玉を掛けるその冬はじめての酒が搾れたら、軒の杉玉を青いものに掛け替えます。青い杉玉は、新酒ができたことを近所に知らせる目印です。

酒造りの一年

The brewing year

蔵見学

日にち
4月〜10月の土曜日。仕込みの期間(11月〜3月)はお休みします
時間
10:00と14:00の二回。見学はおよそ四十分です
人数
各回8名まで
料金
無料
予約
前日までにお電話で

直売所

営業時間
9:00–17:00
休み
12月31日〜1月3日
試飲
四種類すべて試飲できます。お車を運転される方はご遠慮ください
駐車場
蔵の前に6台。冬は除雪してあります
おねがい

見学の前日と当日は、納豆を召し上がらないでください。

納豆菌は増える力がとても強く、服や手について蔵に入ると、麹に混ざって麹づくりがうまくいかなくなることがあります。多くの酒蔵が、見学の方にお願いしていることです。

オンラインショップ

全銘柄を蔵から直接お送りします。「初雪」は要冷蔵のため、クール便でのお届けです。

直売所

蔵の敷地の中にある売店です。季節の限定酒は、ここにしか並ばないこともあります。

取扱店

新潟県内の酒販店と、東京・大阪の一部のお店でお求めいただけます。

〒949-0000 新潟県雪見郡里雪町上田1-12電話 0257-00-0000受付 9:00〜17:00

蔵を訪ねる

Visit us
  • お知らせ

    今季の蔵見学は、10月31日(土)が最終回です。

  • 季節の酒

    「根雪」のひやおろしは、残りわずかです。

  • 季節の酒

    「初雪」しぼりたて生原酒は、12月5日に発売する予定です。

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